waki botoxワキボツリヌス・トキシン

ボツリヌス・トキシンとは？

ワキボツリヌス・トキシンとはワキの臭いと多汗症の改善を目的とした治療方法です。ボツリヌス・トキシンの作用でメスを使わずに治療をすることが可能です。

ボツリヌス・トキシンは、「クロストリジウム・ボツリヌム菌」という菌が作り出すタンパク質毒素です。この毒素には筋肉を一時的に麻痺させるなどの働きがあるので、美容分野だけでなく、医療の分野でも活用されています。

ワキの臭い・多汗症改善の仕組み

ボツリヌス・トキシンには、脳から筋肉の情報伝達を担っている神経伝達物質「アセチルコリン」の放出を抑制する働きがあります。このアセチルコリンは汗腺に働きかけ、発汗を促す役割もあります。

ワキの臭いの原因は、汗腺の一種であるアポクリン汗腺から出る汗であり、多汗症の原因は汗腺の活動が活発すぎることです。そのためボツリヌス・トキシンを汗腺の周囲に注入し、アセチルコリンの働きを抑制、汗腺の活動を低下させることで、症状の改善が期待できるのです。

なお効果は、注射後すぐに現れるわけではなく、数日から1週間程度かけて徐々に現れます。効果の持続期間は個人差がありますが、一般的には3ヶ月から半年程度とされています。

ボツリヌス・トキシンの利点

ボツリヌス・トキシンの欠点

ワキボツリヌス・トキシンには、注射部位の腫れ、痛み、頭痛、吐き気、下痢などの副作用が報告されていますが、これらの症状が発生することは稀です。

ただし、呼吸困難や死亡事故などの重大なリスクもゼロではないため、クリニック選びには注意が必要です。銀座あゆみクリニックでは、解剖学的知識に裏打ちされた高い技術力を持つ医師が施術を行い、患者様の安全面に配慮した治療を提供しておりますので、安心してご相談ください。

ボツリヌス・トキシンのダウンタイムについて

一般的にボツリヌス・トキシンのダウンタイムは非常に短く、注射部位の腫れや赤み、軽度の痛みがあっても数日で消えます。ただし、リカバリー期間が長引くリスクがあるため、当クリニックでは注射直後の高温・低温のものへの接触や激しい運動はお控えいただくようお願いしています。

ワキボツリヌス・トキシンの費用