二重
二重埋没法とは

二重埋没法とは、まぶたを切らずに二重を作る美容医療のことです。髪よりも細い医療用の極細糸を使用し、まぶたを数カ所留めることで、二重のラインを形成します。
手術時間は約15分〜30分とかなり短く済むことと、ダウンタイムも短いのがポイントです。事前に局所麻酔を注射するため、施術中に痛みはほぼ感じません。恐怖心が強い方には、リラックスできるように笑気麻酔をオプションでつけることも可能です。
現在一重の方のほか、奥二重や二重からさらに幅を広げたいという方にもおすすめしたい施術です。
二重のデザインとは?
ひと口に二重と言っても、さまざまなデザインが存在します。二重整形で作れるデザインは、主に末広型二重・平行型二重・ミックス型二重の3種類です。一つずつ詳しく見ていきます。
末広型二重とは
末広型二重とは、蒙古襞の内側から二重のラインが始まり、目尻に向かって二重幅が広がっていくタイプの二重です。
日本人に多いタイプの二重で、自然な印象に仕上がります。そのため、埋没法で施術しても取れにくく、持続力があるのが特徴です。
平行型二重とは
平行型二重とは、蒙古襞の外側から二重のラインが始まり、そのまま目尻まで平行に続いているタイプの二重です。欧米人に多いタイプの二重で、パッチリとした華やかな印象を与えます。ただ、元々蒙古襞がある方は施術が難しくなることが多いため、目頭切開をお勧めする場合があります。
ミックス型二重とは
末広型と平行型の中間的立ち位置なのが、ミックス型二重です。蒙古襞の外側から二重ラインが始まる点は平行型要素ですが、目尻に向かって二重幅が広がっていく点は末広型要素です。
二重埋没法はこんな方におすすめ
- 短い施術時間で二重になりたい方
- 予算内で綺麗な二重幅を作りたい方
- やり直しが効く施術を希望される方
- 学校や仕事の関係で長期間お休みできない方
- メスを入れることに恐怖心を感じている方
二重埋没法のメリット
抜糸をすれば元の状態に戻せる
埋没法は、まぶたを糸で固定して二重を作る施術のため、抜糸をすれば元の状態に戻すことができます。二重幅を広く取りすぎてしまったり、逆に狭くしすぎてしまったりと、仕上がりに納得がいかない場合でも修正が効くのは大きなメリットと言えるでしょう。ただ、抜糸費用が別途かかる点は要注意です。
ダウンタイムが短く済む
埋没法はメスを入れないため、基本的には大きな痛みや腫れを伴うことなく施術が完了します。すなわち、切開法と比べて、ダウンタイムがかなり短いことが大きなメリットとして挙げられます。ダウンタイムの症状が出ても、メイクや髪型によって隠すことができるレベルなので、早めに仕事復帰できる方が多いです。
施術時間が短く済む
二重埋没法は、美容医療の中でも“プチ整形”に分類されることもあり、施術時間は約10〜20分、長くても約30分あれば完了します。術後に抜糸をする必要もありません。
施術跡が目立ちにくい
まぶたの裏側に医療用の極細糸を通して二重を作るのが、一般的な埋没法です。
そのため、まぶたの表面に傷跡を残すことなく二重が作れます。周りに施術を受けたことを知られたくない方にもおすすめです。
二重埋没法のデメリット
時間の経過とともに糸が緩むことがある
時間の経過や目元への摩擦により、固定していた埋没糸が緩んで二重幅が狭くなってしまうことがあります。糸を取れば元に戻せるというメリットがある一方で、すぐに糸が取れてしまうかもしれないという懸念点もあります。持続力を重視する場合、糸で留める点数を増やすなどの対応が必要です。
向き不向きがある
まぶたの状態によっては、埋没法が適合しない場合もございます。例えば、皮膚や脂肪の厚い腫れぼったいまぶたは、糸で固定しても短期間で取れてしまう傾向があります。再施術も可能ですが、まぶたへのダメージを考えると約3回が限度です。
当院ではまぶたの脂肪除去も可能です。
二重埋没法のリスク・副作用・ダウンタイム
術後の日常生活に制限がかけられる
クリニックの方針によっても多少異なりますが、術後は日常生活に制限がかけられます。例えば、1日経過するまで目元に水を触れさせてはいけない点や、湯船への入浴、激しい運動、飲酒などは1週間ほど避けることが推奨されています。
コンタクトの着用はまぶたの腫れがおさまれば可能です。
術後5〜6日目を目安としてください。
また術後に目にゴロゴロしたような違和感を感じる方もいます。
埋没法に使用する糸は、医療用のものであり、安全には問題ありませんが元々なかった糸が目元に入ることで、一時的に違和感が生じる可能性があります。
通常数日から2週間程度で治まりますが解消されない場合はご相談ください。
ダウンタイムの症状が出る場合がある
術後に腫れや内出血の症状が出る場合があります。期間の目安として、腫れは2日〜1週間、内出血は1〜2週間程度を見込んでおくと良いでしょう。
2回目以降の施術は?
糸が緩んで二重ラインが薄くなってしまった場合や、より広めの二重幅を取りたい場合、埋没法の再施術を受けることができます。再施術の回数は、まぶたへの負担を考慮して基本的に2〜3回が限度と言われています。
二重幅を広げる場合は、必ずしも抜糸をする必要はありませんが、二重幅を狭める場合は抜糸が必須となります。
二重切開法とは
二重切開法(全切開法)とは、まぶたの皮膚にメスを入れて、二重ラインを作る美容医療のことです。半永久的に二重ラインが維持できます。
同時に余分な脂肪やたるみを除去できるため、埋没法では対応できない腫れぼったいまぶたへの施術にも向いています。
施術時間は1~2時間ほどで、基本的には局所麻酔を使用します。希望に応じて笑気麻酔などの対応も可能です。メスを入れるため、ダウンタイムは長めになります。
二重切開法はこんな方におすすめ

- 半永久的な二重ラインが欲しい方
- 元のまぶたが腫れぼったい方
- くっきりとした平行二重を作りたい方
- 埋没法で二重ラインが緩んでしまった方
二重切開法のメリット
二重ラインが半永久的に維持できる
埋没法は糸が緩むと二重ラインが取れてしまう可能性がありますが、切開法はメスを入れるため二重ラインが半永久的にキープできます。
術後に元に戻る心配がほとんどないのが特徴です。特に腫れぼったいまぶたの方や、埋没法の糸がすぐに取れてしまった方に向いている施術です。
くっきりとした綺麗な二重ラインが作れる
くっきりとした美しい二重ラインが作れます。埋没法では叶わなかったデザインも、切開法なら対応可能になるケースが多いです。華やかな印象を与える平行二重になりたい方におすすめです。
まぶたのたるみ改善ができる
切開法で脂肪やたるみを除去することにより、すっきりとした若々しい目元が作れます。目元の老け見えが気になっていた方にもおすすめです。
二重切開法のデメリット
ダウンタイムが長い
強い腫れや内出血が約2週間続くため、長期間のお休みが必要になります。仕事が忙しい方や、長期的なお休みが取れない場合は難しい施術です。
傷跡が目立ちやすい
ダウンタイムが過ぎるまでは、切開線の傷跡が多少目立つこともデメリットとして挙げられます。目を閉じると薄らとピンクのラインが現れるため、周囲に施術を受けたことが分かってしまう可能性もあります。
二重切開法のリスク・副作用・ダウンタイム
抜糸が必要
施術の約1週間後に抜糸を行います。カウンセリングや施術の日を含めると、最低でも3回は通う必要があります。遠方からお越しになる方はその点はご注意ください。
日常生活に制限がかけられる
埋没法と同様、術後は日常生活に制限がかけられます。施術当日は極力入浴を避け、術後1週間は湯船への入浴や激しい運動、飲酒などは控えるようにしてください。体が温まって腫れや内出血を悪化させるのを防ぐためです。
ダウンタイムの期間が長い
個人差がありますが、強い腫れや内出血が約2週間続くことがあります。腫れが完全に目立たなくなるには、約3ヶ月〜半年の期間を要します。人前に出られる職業(営業、接客業など)の方などはこの点で注意が必要です。
二重整形の施術の流れ

1
カウンセリングの予約
まずはカウンセリングの予約を取っていただきます。当院は、土日を含む10時〜21時まで診察を受け付けておりますので、お仕事や用事の合間にお越しいただくことも可能です。LINE・WEB・電話でお気軽にお問い合わせください。
2
診察・カウンセリング
医師がまぶたの状態や形を診察した上で、患者様のご要望を丁寧にヒアリングいたします。希望の二重ラインはどの術式なら叶うのか、予算はどのくらいかなどを考慮した上で、プランを組み立てていきます。理想の二重幅の写真などがあると、イメージが伝わりやすいかと存じます。理想と医師が考える最適なラインをしっかりとすり合わせします。
3
施術日の確定
二重ラインのデザインや費用にご納得いただけましたら、施術日を確定いたします。
4
施術当日
デザインの確認
施術当日、普段はコンタクトレンズを使用している方はできれば外し、メガネをご持参の上ご来院ください。施術に入る前に、カウンセリング時に決めた二重のデザインをご確認ください。
麻酔
まぶたの表面と裏側に局所麻酔を打ちます。点眼麻酔も行います。局所麻酔は耐えられる程度の痛みではありますが、恐怖心が強い方には笑気麻酔なども用意しておりますので、ご安心ください。
施術
実際の施術に入ります。埋没法は約15分〜30分、切開法は1~2時間かかります。術後は目元を冷やし、少し休憩を取ったらご帰宅いただけます。
二重整形の料金
埋没2点留 | 200,000円(税込) |
埋没3点留 | 250,000円(税込) |
埋没4点留 | 300,000円(税込) |
切開法 | 340,000円(税込) |